LUCIR-K × SORA 共演プロジェクトがスタート

LUCIR-K × SORA 共演プロジェクトがスタート

ジュエリーの価値は、誰が決めるのか。 これまでの常識では、それは「希少性」や「重さ(カラット)」といった、自然界の偶然がもたらす物理的な制約に委ねられてきました。しかし今、その価値観を根底から覆す、二つのパイオニアによる共演が実現しました。

この記事を書いたスタッフ

鈴木 晃司
鈴木 晃司

JEWELRY MAGAZINE所属ライター。

「鈴木 晃司」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。

目次

独創の極み「ルシルカット」と
「ノッチグリップセッティング」が放つ至高の輝き

独自の感性で「宝石が本来持つべき輝き」を追求し続ける株式会社ルシルケイ。 そして、高度な工学技術と美学を融合させ、指輪の概念を更新し続けるクリエイティブアトリエ、有限会社ソラ(SORA)。この両者が共に取り組む理由は、極めてシンプルです。それは「伝統という名の制約から、ダイヤモンドを解き放つ」ということ。

ルシルケイが生み出した、歩留まりの呪縛を捨て去った禁断のカッティング「lucir cut ルシルカット」。 そして、その光を損なうことなく宙に浮かせ、魔法のような浮遊感を与えるSORAの特許技術「ノッチグリップセッティング」。

素材を愛でる「鑑定」の文化から、技術と美学を纏う「創造」の文化へ。 LUCIR-KとSORAが提示するのは、単なる新しいデザインではありません。それは、知性と技術によって宝石の真の美しさを奪還する、次世代ジュエリーの革命です。

歩留まりの呪縛を捨て去った
lucir cut(ルシルカット)

ダイヤモンドその輝きは永遠の象徴であり、30億年という地球の記憶を宿して私たちの指先へと届けられます。しかし、その至高の美しさの裏側には、長らく業界を支配してきた「ある宿命」が存在していました。それは「原石の重さ(カラット)をいかに残すか」という歩留まり(ぶどまり)の呪縛です。

業界の不文律を打ち破る「覚悟」

これまでのダイヤモンドカットの歴史は、稀少な原石をできるだけ大きく残すこと、すなわち「重さを守ること」が正義とされてきました。どれほど理想の輝きを追求したくとも、カラットを削ることは「価値を捨てること」と同義だったからです。しかし、株式会社ルシルケイが提案する lucir cut は、その不文律に終わりを告げました。

重さのために 輝きを犠牲にしない

これは、天然石では成し得なかった、まさに革命と呼ぶにふさわしい覚悟の物語です。ラボグロウンダイヤモンドという、物理的・化学的に天然と変わらぬ特性を持ちながらも、人間の知性によって生み出された素材だからこそ、私たちは「歩留まり」という呪縛から真に解放されたのです。

「禁断の輝き」lucir cut

ルシルカットが目指したのは、既存のどのカットにも属さない、理想の光学的反射です。

理想の追求: カラット数を維持するための余計な厚みや歪みを一切排除。

計算されたカッティング: ラボグロウンダイヤモンドの純粋な結晶構造を最大限に活かし、光を極限まで増幅。

それは、これまでの価値基準に縛られていた人々にとっては「禁断」とも言えるほど、贅沢で、大胆な挑戦。宝石が持つ真のポテンシャルを100%引き出すための、究極の選択です。

重力をも否定するSORA
「ノッチグリップセッティング」

ルシルカットによって極限まで高められた輝き。その光を少しも無駄にせず、すべての角度から引き出す、SORAの特許技術「ノッチグリップセッティング」。この技法は、従来のジュエリーが抱えていた「固定のための犠牲」をすべて解決しました。

360度 全方位からの採光

  従来の「爪留め」は、いわば石を金属の籠に閉じ込めるようなものでした。爪がある場所には影が落ち、光の経路が遮られます。 しかし、ノッチグリップセッティングには、光を遮る障害物が一切ありません。石の側面(ガードル)に刻まれた微細な溝(ノッチ)を、地金の張力だけでホールドすることで、ダイヤモンドはまるで指の上で「裸」で浮いているかのような状態になります。上下左右、あらゆる角度から入り込む光が、ルシルカットの複雑なファセット(切削面)と共鳴し、爆発的な輝きを放ちます。

構造美がもたらす究極のミニマリズム

ノイズレス・デザイン: 金属の主張を最小限に抑えることで、ダイヤモンドの輪郭そのものをデザインとして楽しめます。

触れたくなる滑らかさ: 衣服に引っかかる「爪」がないため、驚くほど滑らかな手触りを実現。日常のあらゆる動作を妨げず、ストレスフリーに究極の美を纏えます。

高度なエンジニアリングによる信頼

「爪がないのに落ちないのか?」という不安を、SORAの技術力が一掃します。 石を挟み込む地金の強靭な弾性と、精密に計算された「ノッチ(溝)」の噛み合わせ。これは宝飾技術というより、コンマ数ミリを争う精密工学の世界です。熟練の職人が一点一点、石の個性に合わせて地金の圧力を調整する。この「見えない高度な技」こそが、浮遊感という魔法を現実のものにしています。そして「ルシルカット」によって重さの呪縛から解き放たれた輝きが、「ノッチグリップセッティング」によって重力からも解き放たれる。これは、素材の価値(カラット)に依存するこれまでのジュエリーの在り方へのアンチテーゼです。

未来を纏うということ

これまでのジュエリーが「所有」や「伝統」の象徴であったとするなら、このプロジェクトが提示するのは「知性と感性の調和」です。「歩留まり」という経済的合理性を捨てて手に入れた究極のカット。そして「爪」という物理的制約を捨てて手に入れた究極のセッティング。この2つの出会いは、私たちが手にするジュエリーの未来を、より自由でより輝かしいものへと変えていくことでしょう。

「LUCIR-K × SORA」の共演プロジェクトのこれから

この共演プロジェクトが目指すのは、まだ誰も見たことのない輝きの地平です。現在は鋭意開発が進行中ですが、両ブランドの情熱が注ぎ込まれたプロダクトは、私たちの想像を遥かに超えるものになるでしょう。 完成した作品が、どのような物語を携えて私たちの前に現れるのか。その鮮やかな発表の時まで、この高揚感とともに続報を楽しみにお待ちください。

「鈴木 晃司」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです

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