紫外線対策は夏だけしていればいいの！？

【紫外線量】
季節・時間・天気による違い

○ 季節

夏は日差しが強く冬は弱いことから「紫外線対策は夏の時期だけで大丈夫」と考えるのは間違いです。紫外線は1年中降り注いでいるため季節を問わず油断はできません。

○ 時間帯

紫外線量は午前7時頃から次第に増えはじめ午前9時には急増します。1日の中でも特に紫外線量が多いのが10時～14時頃です。紫外線から肌を守るにはできるだけこの時間帯の外出は避けたほうが良いでしょう。

○ 天気

晴れた日はしっかり紫外線対策を行っていても、くもりや雨の日だと疎かになることもあるのではないでしょうか？天気によって紫外線量は変化するものの、晴れた日の紫外線量を100％とすると、くもりの日は65％・雨の日は約20％の紫外線量が降り注いでいます。天気が悪いからと日焼け止めを塗らないとうっかり日焼けをしてしまうので注意しましょう。

UVケアは
日焼け防止だけじゃない！

日焼け止めの役割は肌を紫外線から守り、黒く日焼けをしないように防ぐこと。しかし、日焼け止めの役割はそれだけではありません。肌が黒くなるのを防ぐのはUV-Bを防御する機能で、日焼け止めにはSPFでその効果の高さが表示されています。一方しわやたるみから肌を守るのはUV-Aを防御する機能で、日焼け止めにはPA値でその効果の高さが表示されています。そのため、日焼け止めを選ぶ際にはSPFとPA値の値が大きいものを選ぶことが重要です。

紫外線から肌を守る方法

➀ 日焼け止めを塗る

日焼け止めを使って紫外線対策をする際は、ムラなくたっぷり塗ることが大切です。塗る量が不十分だと記載されている紫外線防止効果が得られません。また耳や襟足、首筋なども塗り忘れがないようにきちんと塗りましょう。加えて摩擦や汗などで落ちることもあるのでこまめに塗り直すことが大切です。

② サングラスで目を保護する

目から紫外線が入るとメラニンを生成するように脳が命令を出すと言われているため日焼けの一因となります。目への紫外線の侵入を防ぐためにサングラスを使って目を保護しましょう。レンズの色が濃ければ紫外線カットの性能も高いように思えますが、レンズの色と紫外線カットの性能は関係ありません。必ず紫外線カット効果の表示されたサングラスを選びましょう。メラニンの過剰生成を抑制できれば肌のしみやくすみなどのトラブルの予防にも繋がります。

③ UVカットの日傘をさす

日傘を活用することも紫外線対策に効果的です。サングラス同様、日傘も紫外線カット効果が表示されたものを選ぶようにしましょう。日傘をさすことで顔や首などに紫外線が直接当たるのを防ぎ、紫外線の影響を抑えれます。ただし、日傘では地面からの照り返しによる紫外線の影響を防ぐことはできません。日傘による紫外線対策は日焼け止めをきちんと塗った上で行うことが大切です。

紫外線を浴びた後のアフターケア

〇 しっかり冷やす

紫外線を浴びた肌は軽い火傷をした状態と同じ。紫外線によって炎症を起こしているので、まずは冷やしてほてりを鎮め炎症の進行を止めましょう。

〇 たっぷり保湿する

紫外線を浴びると角層から水分が失われて肌が乾燥してしまいます。赤みやほてりが落ち着いた後は、化粧水で肌にたっぷり水分を補いましょう。

〇 美白ケアアイテムを取り入れる

肌が落ち着いてきたらすばやくしっかり予防ケアをすることが大切です。いつものスキンケアに加え、美白効果のある美容液やパックをプラスして、しみ予防をしていくと良いでしょう。

早めの対策がカギ！
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