日本 次世代ジュエリーの革新「ルシルカット × ノッチグリップ」が魅せる引き算の美学
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JEWELRY MAGAZINE所属。これまでの経験を活かし宝飾関連のリアルを発信していきます。みなさまのお役立ちになれるような情報を伝えていきます!
「ITO MEGUMI」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。【究極の光の芸術と計算し尽くされた光学の結晶】
1919年に数学者であり宝石職人でもあったマルセル・トルコフスキーによって考案された、ダイヤモンドの輝きを科学的に最大化するプロポーションです。上部から入った光が内部で全反射し、再び上部へと放たれるよう緻密に計算されています。白く強い輝き「ブリリアンス」、虹色のきらめき「ファイア」、動くたびに瞬く「シンチレーション」という3つの光の要素を最も完璧なバランスで堪能できる、ダイヤモンドの絶対的な王者です。
【カラット数以上の存在感と しなやかな曲線美】
ラウンドカットの華やかな輝きを踏襲しつつ、表面積が広くなるようカットされるため、同じカラット数のラウンドブリリアントよりも視覚的に大きく見えるという嬉しい特徴を持っています。リングとして指に着けると、その縦長のシルエットが指と自然に同化し、手元全体をすっきりと長く見せる効果に優れています。中央に現れやすいリボン状の影(ボウタイ・エフェクト)をいかに美しくコントロールするかに、カッターの腕が光るシェイプでもあります。
【二つの顔を併せ持つ アシンメトリーの傑作】
ラウンドカットの丸みと、マーキスカットの鋭い先端を融合させたような洗練されたフォルムです。リングとして身に着ける際、尖った方を指先に向けるか、手の甲に向けるかで全く異なる表情を見せてくれます。指を長く見せる効果はもちろんのこと、重力に従って美しく揺れる性質から、ペンダントやドロップピアスのセンターストーンとしても最高のパフォーマンスを発揮し、女性のデコルテや横顔を優雅に彩ります。
【王の愛から生まれた 高貴でクラシカルな舟形】
18世紀のフランス国王ルイ15世が、愛人であるポンパドール夫人の「完璧な唇の形」に似せたダイヤモンドを所望したことから生まれたとされる、ロマンチックな歴史を持つカットです。カラット重量に対して表面積が最も大きく取れるカットの一つであり、実際の重さ以上に非常に大きく、存在感のある見栄えになります。両端が鋭利なため、セッティングの際には先端をV字のプロング(爪)で保護するデザインが多く見られます。
【現代の美意識が研ぎ澄ませた 革新のプロポーション】
2026年に発表された次世代の新しいダイヤモンドのカット。「lucir cut(ルシルカット)」の最大の魅力は、縦横比1:2の流麗なフォルムです。視覚的な錯視効果により、身に着ける人の指先を細く長く、エレガントに演出します。従来の細長いダイヤの弱点である「ボウタイ効果」を緻密な計算で完全克服。不純物のない高品質なラボグロウンダイヤモンドを贅沢に削り出し、光を内部で全反射させる圧倒的な輝きを実現しました。特許庁での意匠登録や、鑑定機関による独自規格の認定も受けた、現代の美と技術が結実した唯一無二の輝きです。
【贅を尽くした原石から生まれる 愛の究極の象徴】
一見すると愛らしい形状ですが、実は非常に贅沢で難易度の高いカットです。美しいハートの形を作るためには、原石の大部分を削り落とす必要があり、さらに左右対称(シンメトリー)な丸みと、上部の切れ込み(クレフト)を完璧なバランスで仕上げるには熟練の技術が求められます。そのため、同じカラット数でも非常に希少価値が高く、エンゲージメントリングや特別な記念日の贈り物として、これ以上ないストレートな想いを伝えることができます。
【気高さとモダニズムが交差する 輝きのスクエア】
1960年代から80年代にかけて完成された、比較的新しいカットです。四角いステップカットのすっきりとした輪郭を持ちながら、裏面(パビリオン側)にはブリリアントカットと同様の細やかなカットが施されています。これにより、四角いシェイプの中では群を抜いて強い、モザイク画のような眩い輝きを放ちます。直線的なデザインは隙間なく並べる(チャネルセッティング等)ことにも適しており、都会的で洗練されたジュエリーに多く用いられます。
【ごまかしの効かない透明度が放つ静謐な美しさ】
長方形の角を落とし、階段状にファセットを施した「ステップカット」の代表格です。光を細かく反射させるのではなく、澄み切った氷の底を覗き込むような「ホール・オブ・ミラーズ(鏡の間)」と呼ばれる直線的で静かな輝きが特徴です。インクルージョン(内包物)を輝きで隠すことができないため、このカットには非常に高いクラリティ(透明度)を持つトップクラスの原石が求められます。真の美しさを知る大人のためのカットです。
【エメラルドカットの気品と溢れるきらめきの融合】
1970年代に考案された、エメラルドカットのエレガントな外観と、ラウンドブリリアントカットの華やかな輝きを「良いとこ取り」した画期的なハイブリッド・カットです。角を切り落とした八角形の輪郭は、着け心地が良く欠けにくいという実用的な耐久性も兼ね備えています。光を複雑に反射するため、カラーダイヤモンドの色をより濃く、美しく引き立てるカットとしてもジュエリー業界で高く評価されています。
【アンティークの薫りを纏う 優しくロマンチックな光】
19世紀から20世紀初頭にかけて主流だった「オールド・マイン・カット」を現代風に洗練させた、200年以上の歴史を持つ由緒あるシェイプです。角の取れた柔らかいピロー(枕)のような形状で、現代のラウンドカットに比べて一つ一つのファセット(面)が大きく取られているため、フラッシュのように強く大きな虹色の光(ファイア)を放ちます。どこかノスタルジックで温かみのある輝きは、アンティーク調のデザインと相性抜群です。
【ロウソクの灯りで花開く中世ヨーロッパの瑞々しい輝き】
16世紀のヨーロッパで誕生した、非常に歴史の古いアンティークカットです。最大の特徴は、裏面が平ら(フラット)で、表面がドーム状にカットされている点。底面が平らなため肌や地金に吸い付くように馴染み、ジュエリーのリフォームなどでも「高さを抑えた日常使いしやすいデザイン」として再評価されています。電灯のない時代、キャンドルのわずかな光の下でも瑞々しく輝くように設計された、優しく控えめな煌めきが現代の女性たちの心を掴んでいます。
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