
ダイヤモンドの美しさを最大限に。専門店がつくるエタニティリング
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婚約指輪を選ぶとき、多くの人が一番に思い浮かべるのはダイヤモンドではないでしょうか。透明感あふれる輝きは生涯変わることがなく永遠の愛を象徴すると言われ、世界中で花嫁たちの憧れとなっています。ダイヤモンドの真の美しさは、単に大きさや価格だけでは測れません。輝きの奥に秘められた本質を知ることで、ふたりにとって本当にふさわしいものを選ぶことができるのです。
この記事を書いたスタッフ
JEWELRY MAGAZINE所属。得意なものはジュエリーと食。ジュエリーはデザイン製作・宝石の仕入れも担当しプロから見た選ぶポイントをご紹介。本当に良いものを選ぶには教科書にも載っていないことが重要だったりします。心から満足できる事を追求し、情報をお届けします。
「MIHO ITO」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。ダイヤモンドの品質を表す4Cとは、Carat カラット 重さ、Color カラ 色、Clarit クラリテ 透明度、Cut カット プロポーションと仕上げの頭文字を取ったものです。これらは国際的に定められた評価基準であり、宝石の希少価値を比較するための指標とされています。
注意したいのは、4Cがダイヤモンドの輝きそのものを測るものではないという点です。カラットが大きくても輝きが鈍いダイヤモンドもあれば、カラーやクラリティが最高評価でなくても、光を美しく反射してまばゆい輝きを放つダイヤモンドも存在します。
4Cはダイヤモンドを数値的にランク付けするための基準に過ぎず、実際の輝きの美しさは、石そのものの個性や見る人の感性によって決まるのです。婚約指輪を選ぶ際には、数字に現れない魅力にも目を向けることが、本当に心に響く一粒を見つける近道となります。
4Cとは違いすべてのダイヤモンドに輝きの評価があるとは言えません。しかしあるダイヤモンドに関しては輝きの評価を設けているものがあります。それがライトパフォーマンスというものです。ライト・パフォーマンスは、サリネ・ライトにより、以下の4つの輝きの要素を測定し、総合評価でグレードを決定する新しい評価基準です。
ブリリアンス/強く白い輝き
ダイヤモンドの内部に入った光が反射し、白く強い輝きとして目に届く現象を指します。いわば光の明るさそのものです。私たちがダイヤモンドを見たときに最初に感じるまぶしいほどの白い輝きは、このブリリアンスによって生み出されています。
カットの精度
理想的なプロポーションでカットされたダイヤモンドは、光を効率よく取り込み、内部で全反射させて上部から放出します。このとき、光が漏れずに返ってくるほどブリリアンスは強くなります。逆に、深すぎたり浅すぎたりするカットでは光が逃げてしまい、輝きが弱まります。
透明度(クラリティ)
内包物やキズが少ないほど光がスムーズに反射し、ブリリアンスはより際立ちます。ただし、クラリティの評価が高ければ必ずしもブリリアンスが強いわけではなく、やはりカットとの組み合わせが重要です。
光源と環境
白い照明や自然光の下では、ブリリアンスが特に強く感じられます。ショーケースの中で見えるまぶしい光も、この要素によるものです。
ダイヤモンドは唯一輝く宝石とも呼ばれますが、その最大の理由は、このブリリアンスにあります。無色透明の石から放たれる純粋な白い光は、清らかさや永遠性を感じさせ、婚約指輪にふさわしい輝きとされてきました。
スパークル/煌めき
ダイヤモンドを動かしたときに生まれる、キラキラとした瞬間的な光のきらめきを指します。静止しているときよりも、指先で揺れたり、光源が変化したりするときに際立ち、まるで小さな星が瞬くような輝きを感じさせます。日本語では「煌めき」とも表現されます。
光の反射と屈折のバランス
ダイヤモンドは多面体の結晶であり、無数のファセット(小さなカット面)で構成されています。光がその面で複雑に反射・屈折することで、動きに合わせて細かな光の点滅が生まれます。
シンチレーションとの違い
スパークルはシンチレーション(きらめきのコントラスト)と混同されがちですが、シンチレーションが「光と影の全体的なリズム」であるのに対し、スパークルは「一瞬ごとの小さな光の点滅」にフォーカスしています。
観察環境による影響
白熱灯のような点光源や自然光の下では、スパークルが特に際立ちます。動かすたびに光の粒がちらちらと現れるため、ダイヤモンドを指輪として着けたときに最も実感しやすい輝きです。
生きた宝石の証ともいえる輝がスパークル。角度を変えるたびに新しい煌めきが現れることで、見る人を飽きさせません。婚約指輪においては、ふたりの時間や未来を象徴するように、常に変化し続ける輝きとして愛されてきました。
ファイア/虹色の輝き
ダイヤモンドの中を通過した光が分散し、虹のような多彩な色に分かれて現れる輝きを指します。私たちがダイヤモンドを動かしたときに赤・青・緑などの光がきらめくのは、このファイアの効果によるものです。無色透明の石から七色の光が生まれることは、ダイヤモンドならではの神秘的な魅力といえます。
光の分散
ダイヤモンドは屈折率が非常に高く、さらに光の分散率も優れているため、白色光を鮮やかに分解します。その結果、虹のような色彩が目に届くのです。
カットの影響
ファイアの強さは、ダイヤモンドのカット精度に大きく左右されます。特に理想的なプロポーションに近いカットでは、光の通り道が整えられ、より鮮明なファイアが生まれます。
光源との関係
スポットライトや太陽光のような強い点光源の下では、ファイアがよりはっきりと見えます。逆に柔らかい光の下では、ファイアは控えめになり、その分ブリリアンス(白い輝き)が強調されます。
ダイヤモンドの多彩さを象徴する輝き。純粋で透明な石から放たれる虹色の光は、まるで人生の喜びや未来の彩りを映し出すように感じられます。そのため、婚約指輪として選ばれるダイヤモンドではファイアがどれだけ豊かに見えるかを大切にする方も少なくありません。
ライトシンメトリー/輝きの対称性
ダイヤモンドに入射した光がどれだけバランスよく反射・屈折し、均整の取れた輝きを放っているかを示す概念です。 石そのものが左右対称にカットされていても、光の流れが歪んでしまうと、輝きにムラが出てしまいます。逆に、光の対称性が整ったダイヤモンドは、どの角度から見ても均一で調和のとれた美しい輝きを放ちます。
カットの精度
プロポーションやファセットの角度がわずかにずれるだけで、光は理想的な反射経路を外れ、輝きに偏りが生まれます。最高品質のカットでは、光が均等に分散し、シンメトリーの整った煌めきとなります。
光の通り道
テーブル(正面の大きな面)から入った光が、内部で全反射して再び上方に返ってくる過程で、左右のバランスが崩れると、暗い部分(死角)ができてしまいます。
視覚的な印象
ライトシンメトリーが良好なダイヤモンドは、輝きにリズム感や調和があり、見る人に落ち着いた美しさや完成された煌めきという印象を与えます。
単に光が強く反射するだけでなく、その輝きがどれだけ整い、バランスよく調和しているかによって大きく左右されます。ライトシンメトリーが優れているダイヤモンドは、動かすたびに均一な煌めきを生み出し、いつまでも見飽きることのない魅力を放ちます。
サリネ社によって開発された、Sarine Light™(サリネライト)は、ダイヤモンドの輝きを科学的に測定、分析するシステムです。ダイヤモンドの輝きは、プロポーションをはじめとして、内包物の形状や位置、色味、そして原石の性質や微細な仕上げの差といった複雑な要因によって構成されます。Sarine Light™はその輝きを最先端のテクノロジーで科学的に測定、評価するシステムです。Sarine Light™によるサリネライトレポートは輝きへの信頼と約束をお届けします。ダイヤモンドの輝きにこだわりたい方は、サリネライトレポートが付いたダイヤモンドをお選び下さい。
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「MIHO ITO」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです
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