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これまで「永遠の愛の象徴」として天然ダイヤモンドが選ばれてきましたが、近年注目を集めているのが「ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamond)」。これは、天然と同じ構造・輝きを持ちながらも、地球環境や人権への配慮がなされた新しい選択肢です。ファッション業界やブライダル業界を中心に、その価値観に共感する人たちが増えています。今回は、そんなラボグロウンダイヤモンドの魅力やよくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
この記事を書いたスタッフ
JEWELRY MAGAZINE所属。自分の経験と感性を活かし、皆さんのお役立ちになれるような発信をしていきたいと思います。
「yumika」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。ラボグロウンダイヤモンドとは、その名の通り「ラボ=実験室」で育てられたダイヤモンドのことです。天然ダイヤモンドと同じく炭素でできており、構造も硬度もまったく同じ。違いは、地中で数億年をかけて育ったか、人の手で数週間から数ヶ月かけて成長させたかという点にあります。
製造方法には「高温高圧法(HPHT)」や「化学気相成長法(CVD)」という高度な技術が用いられ、天然に引けを取らない美しさと品質を実現しています。専門の鑑定機関でも正式なダイヤモンドとして認められ、鑑定書も発行されます。
ラボグロウンダイヤモンドが注目される最大の理由は、そのサステナビリティにあります。天然ダイヤモンドの採掘は、大量の土地や水を必要とし、場合によっては環境破壊や児童労働、紛争との関わりが問題になることもあります。
その点、ラボグロウンダイヤモンドは採掘を行わずに生産されるため、環境への負担が格段に小さく、人権面でも安心して選ぶことができます。まさに「エシカルなジュエリー」として、責任ある消費をしたい人々から選ばれています。
ラボグロウンと天然の最大の違いは、「どこで、どうやって生まれたか」という点に尽きます。見た目や輝き、耐久性といった面ではほとんど見分けがつかないレベルで、一般の人が見て違いを判断することはまず不可能です。
唯一の違いは、天然ダイヤが長い年月をかけて地中で生まれるのに対して、ラボグロウンは人の手によって短期間で作られるという点。そのため、「時間の奇跡」にロマンを感じる人には天然が好まれる一方で、合理性や環境意識を大切にする人にはラボグロウンが選ばれています。
ラボグロウンダイヤモンドの魅力は、選び方の自由度が高いところにもあります。例えば、カラーのバリエーションが豊富で、天然では非常に高額になるピンクやブルーのダイヤモンドも、比較的手の届きやすい価格で手に入れることができます。
また、サイズやカットの選択肢も広がり、オーダーメイドのジュエリーやブライダルリングとしても人気が高まっています。エシカルな視点だけでなく、デザイン性やコストパフォーマンスを重視する人にとっても、ラボグロウンは非常に魅力的な選択肢です。
ラボグロウンダイヤモンドは、「美しさ」だけでなく「選ぶ理由」までも輝かせてくれる存在です。環境への配慮、倫理的な調達、そして合理的な価格。これからの時代にふさわしいダイヤモンドとして、多くの人が新しい価値を見出しています。 「本当に自分らしいジュエリーを選びたい」と思ったとき、ラボグロウンダイヤモンドはきっと、その答えの一つになるはずです。
なお、静岡でラボグロウンダイヤモンドを取り扱っているのは「ETERNAL静岡」。豊富な知識と確かな品質で、自分にぴったりの一石と出会えるはずです。
〒420-0031静岡市葵区呉服町2丁目7-16
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