2026年以降、ダイヤモンドには「原産地証明」が必要に！その訳とは

近年、お客様から「ダイヤモンドの産地ってどこですか？」「エシカルってどういう意味ですか？」といったご質問をいただくことが増えてきました。実は今、世界的にダイヤモンドの流通に大きな変化が起ころうとしています。2026年以降は、ダイヤモンドに“原産地証明”が求められる時代に突入します。今回は、私たちが日々お客様にお伝えしている「原産地証明の必要性」について、わかりやすくご紹介いたします。

この記事を書いたスタッフ

畑祐未香

ブライダルリング店ETERNAL静岡店長。ジュエリーに携わって10年の経験を活かし、皆様のお役立ちになる情報を発信していきたいと思います。

「畑祐未香」はETERNAL静岡のスタッフです。

原産地証明ってなに？
今なぜ原産地証明が注目されている？
ETERNAL静岡のこだわり
ETERNAL静岡のダイヤモンド
最後に

原産地証明ってなに？

原産地証明とは、「このダイヤモンドがどこで採掘されたのか」を証明する“ダイヤモンドの履歴書”のようなものです。これまでは「4C（カラット・カラー・クラリティ・カット）」で品質を評価するのが一般的でしたが、これからはその石がどこから来たのか、どうやってここまで届いたのかという透明性が大切になります。

今なぜ原産地証明が注目されている？

1. 紛争ダイヤモンドをなくすため

過去には、内戦や紛争の資金源として利用されていたダイヤモンドが存在しました。これを「ブラッドダイヤモンド」と呼びます。こうした背景を持つ石を排除するため、国際的に厳しいルールが必要になったのです。

2. 人と環境にやさしい“エシカル”な選択

採掘現場での労働環境や環境破壊が問題視される中、「誰が、どのように採ったのか」までを知ることで、より納得感のある選択ができるようになります。特にZ世代のお客様は、背景やストーリーに共感して選ぶ傾向が強いと感じています。

3. 合成ダイヤとの明確な区別

近年注目を集めている「ラボグロウンダイヤモンド（合成ダイヤ）」は見た目での判別が難しく、価格差もあります。天然ダイヤモンドであること、そしてどこから来たのかを証明する「原産地証明」は、選ぶうえでの大きな安心材料になります。

ETERNAL静岡のこだわり

私たちETERNAL静岡では、原産地証明付きのダイヤモンドを多数ご用意しております。たとえば、カナダやボツワナなど、倫理的にも信頼できる鉱山から採掘されたダイヤモンドには、採掘国や鉱山名・流通経路が記された証明書が付いており、安心してお選びいただけます。

また、「誰かを幸せにするためのダイヤモンドが、誰かの不幸の上に成り立っていてはいけない」そんな想いから、当店ではお客様に正しい知識と選択肢をお伝えすることを大切にしています。

ETERNAL静岡のダイヤモンド

パーフェクトラフダイヤモンド

ETERNAL静岡では、原産地証明付きの「パーフェクトラフダイヤモンド」を取り扱っています。このダイヤモンドは、カナダやボツワナなどの倫理的な鉱山から採掘され、採掘地・原石の姿・研磨地・研磨職人の情報がすべて証明された“完全トレーサブルな天然ダイヤモンドです。さらに、パーフェクトラフダイヤモンドが特別とされるのは、その輝きまでもが科学的に証明されている点です。

輝きの証明

使用されているのは、世界的な光学測定機関「Sarine（サリネ）」による輝きの評価レポート「サリネ・ライト」。この測定では、「ブリリアンス（光の強さ）」「ファイア（虹色のきらめき）」「スパークル（瞬きのような輝き）」「ライトシンメトリー（光の対称性）」の4項目において、数値化された評価が行われます。ETERNAL静岡で取り扱うパーフェクトラフダイヤモンドは、この輝き評価で最高ランクの「Ultimate ★★★（アルティメットスリースター）」を取得。これは、全4項目すべてにおいて最高評価を得たダイヤモンドにのみ与えられる、まさに輝きの頂点を極めた証です。

このように、「どこから来たのか」だけでなく「どれだけ美しく輝くのか」までも証明されたダイヤモンドは、特別な想いを込めたいプロポーズや婚約指輪にふさわしい一石です。ETERNAL静岡では、パーフェクトラフダイヤモンドを使ったリングのご提案や、実際の証明書・原石の写真付きデータもご覧いただけます。安心感と輝き、どちらも妥協しないジュエリー選びを、ぜひお楽しみください。