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2026年から、ダイヤモンドの流通において「原産地証明」が本格的に義務付けられる動きが進んでいます。これまでは、ダイヤモンドを選ぶ際に「デザイン」や「価格」「4C(カット・カラー・クラリティ・カラット)」が主な判断基準でしたが、これからの時代は「その石がどこから来たのか」まで問われるようになります。
この記事を書いたスタッフ
JEWELRY MAGAZINE所属。自分の経験と感性を活かし、皆さんのお役立ちになれるような発信をしていきたいと思います。
「yumika」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。目次
一見すると堅苦しく聞こえるこの新しいルール。しかしその背景には、世界的な倫理観の変化やサステナビリティへの関心の高まりがあるようです。ではなぜ、ダイヤモンドに原産地証明が求められるようになったのでしょうか? その理由を4つの視点から紐解いてみましょう。
いわゆる「ブラッドダイヤモンド」と呼ばれるもの。過去には内戦地域で採掘されたダイヤモンドが、武装勢力の資金源となっていたという事例が世界中で問題視されました。2003年には「キンバリープロセス認証制度」が発足しましたが、完全な排除には至っていません。原産地証明の義務化は、より明確な流通の透明性を確保するための一歩です。
ダイヤモンドの採掘現場では、環境破壊や過酷な労働環境、児童労働などが問題視されるケースもあります。そうした背景を理解したうえで「安心して買える」ものを選びたいという消費者が増加中。特にZ世代を中心に、モノの背景にあるストーリーに共感し購入を決める傾向が強まっています。
企業の社会的責任(CSR)やESG(環境・社会・ガバナンス)への対応が求められる現代。宝石業界も例外ではなく、採掘から販売までのトレーサビリティ(追跡可能性)を整えることで、より持続可能な供給体制を築く動きが強まっています。
技術の進化によって見た目ではほとんど判別がつかない「ラボグロウン(合成)ダイヤモンド」が増えてきた今、天然ダイヤモンドとの違いを示す明確な基準が必要に。その役割を果たすのが、原産地証明です。消費者が安心して選べるよう、ダイヤモンドの「履歴書」のような存在となっていきます。
静岡でこの“新しい基準”に対応しているジュエリーショップを探しているなら、ETERNAL静岡は注目の存在。世界的に評価されている「原産地証明付きのダイヤモンド」を取り扱い、信頼できるサプライチェーンのもとでセレクトされた一石を提供しています。
エシカルでサステナブルな選択肢が求められる今、どこから来たダイヤモンドなのかを確かめたいという人にとって、心強いパートナーとなってくれるはずです。
〒420-0031
静岡市葵区呉服町2丁目7-16
TEL:054-251-5330営業時間:10:30~19:00
定休日:火曜水曜 ※祝日は営業
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2026年以降は、G7を中心とした国際的な取り決めにより、原産地証明のない天然ダイヤモンドは市場で取り扱えなくなる可能性も。ジュエリーブランドにとっても、流通経路の透明化は必須の取り組みとなっていきます。
「yumika」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです
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