
婚約指輪のダイヤモンド選び4Cだけで選ぶのは危険!新たな輝きの基準サリネライトシステム
- ブライダルリング
豊橋市
婚約の記念に贈るダイヤモンドは、まさに永遠の愛の象徴と言えるでしょう。30億年前に地球の奥深くで結晶化された希少な資源です。しかしその希少価値が高い故に、いつの時代も深刻な問題が潜んでいます。
この記事を書いたスタッフ
JEWELRY MAGAZINE所属。長くブライダルジュエリーの販売に携わってきました。目まぐるしい時代の中でも、変わらないものを大切に販売してきました。その経験と想いを基に、お役に立てる情報をアップしていきます。
「S.MEGUMI」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです。目次
ダイヤモンドは、数千年前のインドで最初に発見され、人々にとって神聖で魔除けの力を持つ石とされていました。 その後、ヨーロッパの王侯貴族たちに「権力と富の象徴」として広まり、19世紀には南アフリカでの鉱山発見をきっかけに本格的な採掘と商業化が始まります。
ダイヤモンドは「美」と「愛」の象徴である一方、その輝きの裏側には闇の歴史と現実も存在します。
アフリカの一部地域では、ダイヤの採掘によって得られた利益が内戦や武装勢力の資金源となっていました。また、採掘現場では児童労働・強制労働・人権侵害が横行。ブラッド・ダイヤモンドと呼ばれ世界的に問題視されています。
ダイヤモンドを発掘するために大規模な鉱山開発により森林破壊・水質汚染・生態系破壊が起きています。また、ダイヤモンドは採掘時に大量の土を掘り起こす必要があり、しかもダイヤモンドを掘り尽くした後の鉱山跡地は再利用されることなく放棄されることも少なくないようです。そのような跡地は水がたまり、池になってしまいます。農地としても使えない上に、マラリアを媒介する蚊が繁殖し人体にも影響を及ぼしています。
デビアス社を中心に、ダイヤモンドの供給量や価格が意図的に操作されてきた歴史が過去にあります。
現在日本国内に出回っている7割以上のダイヤモンドは、必ずしもそのような問題に関与していないと、証明できるものはありません。しかし、クリーンなダイヤモンドは存在します。
*パーフェクトラフダイヤモンド
「選び抜かれたダイヤモンドの原石は最高の輝きをもたらす」というポリシーのもと、 研磨前のダイヤモンドの原石から厳選、発掘から研磨まで全ての条件を満たしたダイヤモンドを指します。
パーフェクトラフは主に、カナダ・ボツアナ・レソト・南アフリカ・ナミビアを原産地としています。そのなかでも、原石がどこの国で採掘されどのようなルートを経ているかが明確となっているダイヤモンドがあります。ルーツが明確な事で、紛争ダイヤモンドや二次流通ダイヤモンドに関与していないことを証明しているまさにクリアなヴァージンダイヤモンドなのです。
ラボグロウンダイヤモンドは、研究所の中で天然のダイヤモンドと同じ地質環境を再現し、自然界よりも遥かに短い時間で形成されたダイヤモンドです。天然のダイヤモンドと同じ性質と構造であるためプロの鑑定士でも天然との識別が難しいと言われています。採掘を伴わず、紛争・環境・労働問題が基本的に発生していないこを証明できます。
エシカルな取り組みを行っているショップを選び、ダイヤモンドの出所に関する透明性を確認してみましょう。
ダイヤモンドの裏にある現実を知ることは、決して無関係な話ではありません。日本でも消費者が正しい情報を知り、倫理的な選択をすることで紛争ダイヤモンドの市場を縮小させることができます。知らないところで悲劇に加担しないためにも、まずは正しい情報を得て考え、選ぶことが世界を変える一歩に繋がるのではないでしょうか。
豊橋市と近隣の町、浜松市にお店を構えるLUCIR-K BRIDAL浜松店。ブライダルジュエリー専門店として豊富なダイヤモンドを揃えているジュエリーショップです。なかでもトレーサビリティ付きのパーフェクトラフダイヤモンドや、最新技術で生まれたラボグロウンダイヤモンドなど、まさにエシカルな取り組みをしているショップです。永遠の愛を誓うダイヤモンド、まずはその目で確かめてみてはいかがですか。
「S.MEGUMI」はJEWELRY MAGAZINE本部のスタッフです
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