天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド どちらの婚約指輪が魅力的?

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド どちらの婚約指輪が魅力的?

宝飾業界で今、話題になっているのがラボグロウンダイヤモンド。同じダイヤモンドですが、天然かラボで形成されたものかの違い。賛否ある中で婚約指輪として選ぶのであればどちらが良いのか、比べてみました。

この記事を書いたスタッフ

大塚 麻里子
大塚 麻里子

FIRST DIAMOND静岡所属。ジュエリーの製作・デザインの勉強を経てお客様に喜んでいただけるご提案を心がけています。オーダーメイドをはじめ手作りのリングなど、かたちに残る思い出作りをサポートいたします。

「大塚 麻里子」はFIRST DIAMOND静岡彫金工房のスタッフです。

目次

天然ダイヤモンド

何億年とかけて地中深くのマントルで形成される炭素の結晶体。結晶が大きければその時間も長く大きなものほど数が少なくなっています。また、内包物やカラーの違いなど天然故に1つ1つ違うもので、内包物1つにとっても神秘的な印象があります。

採掘されたダイヤモンド全てが宝石になるのではなく、宝石質のダイヤモンドは全体の10%程度だといわれています。採掘の費用、カット・研磨などの工程が加わり、ジュエリー店にたどり着くまでに様々なコストがかかってきます。元々希少な宝石ですが、以上のこともあり販売価格は高額な印象にあります。

実際に婚約指輪で例えると、平均相場は36万円ほど。指輪のフレーム部分はシンプルデザインで約10万円前後といわれていますのでダイヤモンドの価格は26万円ほどとなります。グレードにするとおおよそですが、0.25~0.3ctの大きさで、カラーはD〜Gが多くクラリティはVS〜SIのものが多くなるでしょう。希少な高グレードを求めればその分価格は上がります。

平均相場の婚約指輪

実際に0.2~0.3ctのダイヤモンドの婚約指輪を身に着けてみました。私の指のサイズはおおよそ9号なのですが、指輪のデザインに負けないくらいのダイヤモンドの大きさでシンプルに身に着けるにはちょうど良い感じがしました。このダイヤモンドの大きさはセミオーダーで最も展開されている大きさらしく、様々なデザインがら選ぶことができるものメリットと言えそうです。

デザイン展開が多いこともあり、シンプルなプラチナデザイン、ゴールドを施したコンビネーションデザイン、メレダイヤモンドをたくさん施した華やかなデザインなど、選ぶことがとても楽しく満足度も高いと思います。

ラボグロウンダイヤモンド

ラボ(研究所)グロウン(作られた)ダイヤモンド、自然の環境下ではないラボで作られたダイヤモンドです。よく人工ダイヤモンドなどと間違われることが多いのですが、ラボグロウンダイヤモンドは炭素からできた正真正銘のダイヤモンド。自然と同じ環境化を作り出し、超高速で炭素を結晶化しているのです。つまり、天然もラボグロウンダイヤモンドも結晶化している工程は同じ、育った環境が違うということですね。

ラボグロウンダイヤモンドは0.3ct以上の物から存在します。またグレードも天然と同じく4Cグレードが存在し鑑定書もしっかりと用意されています。カラーも、婚約指輪で選ばれているD〜Gカラーは選ぶことができますし、IFやVVS、SIまで存在します。もはや天然との違いを見つけるほうが難しそうです。

天然ダイヤモンドとの一番の違いは現代の考え方に合意しているということ。天然ダイヤモンドはカットまでに様々な工程を通ります。採掘に至っては鉱山の開拓が自然にとって良い行為とは言えません。倫理的に見てもラボグロウンダイヤモンドは自然にも環境にも優しく、永続的な産業のひとつとしてこれから発展していくことでしょう。

平均相場の婚約指輪は

婚約指輪の平均相場は36万円程度。ラボグロウンダイヤモンドで婚約指輪を用意すると、ダイヤモンドの大きさは1.0ctのものを選ぶことができます。1.0ctは小指の爪くらいの大きさがあり、直径にすると6.5mmになります。大粒のダイヤモンド、インパクト大な婚約指輪になりますよね。

1.0ctのダイヤモンドはすべての人が手にできるものではありません。特別なダイヤモンドを贈りたい方は、この大きさのダイヤモンドは特に魅力に感じるに違いありません。サプライズで婚約指輪を渡す場合、彼女が一番印象に残るのはダイヤモンドの輝きです。あなたはどんなダイヤモンドを贈りたいですか?

天然とラボ どちらを贈るべき?

婚約指輪やプレゼントでジュエリーを贈る場合、ラボのダイヤモンドはふさわしいのかと思われる方は多いでしょう。宝石店の中でも天然が良い、ラボグロウンダイヤモンドが良くないと思っているお店もあるようで否定しがちなところがあります。

ラボグロウンダイヤモンドに否定的と感じるのは、天然のものを人工的に作り出すこと行為がそのイメージにさせているのかもしれません。しかし、考えてみてください。同じ宝石の中でも、真珠はほとんどが養殖であり日本ではあこや貝を人が飼育ています。また、鯛やマグロも養殖が進んでおり、天然に負けない味わいの物もたくさんあります。なぜ、ダイヤモンドだけが否定的なのでしょうか。

新しい歴史

ラボグロウンダイヤモンドがは歴史が浅く知識の少ない人が多いから否定的な声が多いのかもしれません。歴史を変えるような新たな試みは、みな否定から始まります。すでにアメリカではラボグロウンダイヤモンドはメジャーな存在になっており、天然との差別化を図っているようです。

天然かラボグロウンダイヤモンドなのか、不明にして販売することは悪質な行為ですが、購入者に選択肢を与え選んでもらうことがこれからの時代に最も合っているのかもしれませんね。

動画でもご紹介

よくある質問 ダイヤモンド編

Q ラボグロウンダイヤモンドの取扱はどこですか?
A 全国でも取扱店は珍しく、静岡ではファーストダイヤモンド静岡が正規取扱店になります。
Q ラボグロウンダイヤモンドは天然のダイヤモンドよりも柔らかいって本当ですか?
A いいえ。炭素の結晶体で天然のダイヤモンドと同じ結晶体になります。硬度も同様で性質も全く同じものになります。
Q ラボグロウンダイヤモンドはジュエリーにすることはできますか?
A はい。もちろん大丈夫です。天然のダイヤモンドと同じ性質がありますので硬度もありジュエリーに適した宝石です。
Q 天然のダイヤモンドと見比べて違いがわかりますか?
A わからないと思います。プロが判定してもダイヤモンドの構造は同じですし、ラボグロウンダイヤモンドは天然と同様に美しい輝きを放ちます。

貴方はどちらを選択する?

どちらも素晴らしいダイヤモンドですが、あなたなら婚約指輪にどちらのダイヤモンドを選びますか?男性がサプライズするのであれば、ご自身の感覚を大切に彼女の喜びそうなダイヤモンドを選択されるのが良いでしょう。肝心なのは、自分の価値観を大切に相手にどんな想いを込めてプロポーズするかと言うこと。このダイヤモンドを贈られた意味も含めてプロポーズしてみてはいかがでしょうか。

静岡ラボグロウンダイヤモンド
正規取扱店

FIRSTDIAMOND静岡彫金工房

FIRST DIAMOND静岡では世界に一つだけの婚約指輪と結婚指輪のオーダーメイドとハワイアンジュエリー専門店です。オリジナルカラーゴールドで本当に自分に似合う素材の色を見つけることができます。静岡で唯一のラボグロウンダイヤモンド正規取扱店。

FIRST DIAMOND静岡彫金工房

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「大塚 麻里子」はFIRST DIAMOND静岡彫金工房のスタッフです

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