日本 国際宝飾展セミナー登壇決定!「天然ダイヤモンドVS ラボグロウンダイヤモンド」
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天然ダイヤモンドのプロフェッショナルである石田社長が、近年注目を集めるラボグロウンダイヤモンド(ラボダイヤ)の取り扱いを始めた背景には、単なる市場のニーズへの対応以上の、業界の未来を見据えた戦略的な理由がありました。この動画では、石田社長がラボダイヤに参入を決めた「もう一つの理由」について、ダイヤモンド産業の構造的な問題と、デジタル化の波という観点から解説しています。
この記事を書いたスタッフ

日本グロウンダイヤモンド協会公認ダイヤモンドアドバイザーとしてダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドに関する専門知識を持ち、お客様にダイヤモンドの選び方や正しい価値を伝える活動を行っている。SNSを通してダイヤモンド市場のトレンドを発信。
「ダイヤモンドアドバイザー 杉田晴奈」は日本グロウンダイヤモンド協会のスタッフです。
石田社長はまず、天然ダイヤモンドの取引の歴史について触れます。ダイヤモンドビジネスは、100年、200年もの間、「いくらで買うか」「いくらで売るか」といった交渉と鑑定に頼るビジネスをベースにしてきました。このビジネスは、目利きや感、経験が全てであり、100年以上にわたり続いてきたにも関わらず、「デジタルではない」「ITではない」という点が大きな特徴です。
しかし、IT化・デジタル化が進む現代において、石田社長は、デジタル化されていない産業はシュリンク(縮小)していくという危機感を持っていました。デジタル化がなされないビジネスモデルは、将来的に成長産業になる可能性が非常に低いだろうという懸念が、常に頭の中にあったと言います。
このような状況で、石田社長にとってラボグロウンダイヤモンドの登場は大きな転機となりました。社長は、ラボダイヤを「デジタルの塊みたいなもん」と表現しています。これが出来上がった瞬間に、「この産業は上がっていくだろう」という確信を得たのです。
デジタル化・IT化を含めたビジネスモデルが業界に入ってきた時、それはもう誰も止めることができない波となります。社長は、この変化をかつてのガラケーからスマホへの移行に例えます。
「やめようと思った人もいるかもしれないが、デジタルの波はどんどん進んでいく」
大切なのは、その波を食い止めることではなく、「乗ってく形になりながらどうやって自分たちのポジショニングとビジネスを考えるか」ということです。ラボダイヤとの出会いは、「やっとこの業界にもデジタルの波が来たな」と石田社長が感じた瞬間であり、中長期的に見ても、このデジタルな波に乗っていく必要があるという戦略的な判断から、ラボダイヤの取り扱いを決めたと締めくくられています。
「ダイヤモンドアドバイザー 杉田晴奈」は日本グロウンダイヤモンド協会のスタッフです

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