
【LIVEセミナー】ラボグロウンダイヤモンドとは?
- ファッションジュエリー
静岡市
先日の6月10日に開催された「はるたんLIVE販売会」でのジュエリーセミナーでは、多くの方にご視聴いただきありがとうございました。今回は、普段のLIVE販売会とは趣向を変え、皆さんが抱えるジュエリーやダイヤモンドへの素朴な疑問にお答えしながら、私、はるたんとルシルケイ代表の鈴木で、今注目のラボグロウンダイヤモンドについて、正しい知識を広めるべくお話しさせていただきました。
この記事を書いたスタッフ
日本グロウンダイヤモンド協会公認ダイヤモンドアドバイザーとしてダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドに関する専門知識を持ち、お客様にダイヤモンドの選び方や正しい価値を伝える活動を行っている。SNSを通してダイヤモンド市場のトレンドを発信。
「ダイヤモンドアドバイザー 杉田晴奈」は日本グロウンダイヤモンド協会のスタッフです。ラボグロウンダイヤモンドは、環境への配慮や倫理的な側面から世界的に注目を集めていますが、日本では欧米諸国に比べてまだその普及が遅れているのが現状です。いくつかの原因が考えられます。
日本においては、ダイヤモンドに対して「地球が育んだ奇跡」「希少性」「永遠の輝き」といった天然ダイヤモンドならではのロマンチックなイメージや、伝統的な価値観が強く根付いています。 長年にわたる天然ダイヤモンドのマーケティングによって培われた「本物志向」が、人工的に作られたラボグロウンダイヤモンドへの抵抗感を生み出している可能性があります。
「人工」という言葉が、「偽物」や「劣ったもの」というネガティブなイメージと結びつきやすい傾向があります。ラボグロウンダイヤモンドが天然ダイヤモンドと全く同じ化学組成・結晶構造を持つ「本物」であり、キュービックジルコニアのような模造石とは全く異なるという正確な情報がまだ十分に浸透していません。 消費者への啓蒙活動が不足しているため、誤解が生じやすい状況です。
日本の多くの宝飾店は、長らく天然ダイヤモンドを中心に扱ってきました。ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドに比べて価格が安価であるため、店舗側の利益率(マージン)が低いと感じられ、積極的に販売を推進しにくいという側面があります。また、「安価なダイヤモンド」として位置づけられることで、ブランドイメージや既存の天然ダイヤモンドの価値を損なうことを懸念する声もあります。
日本では、ダイヤモンドを「資産」として捉える消費者も少なくありません。ラボグロウンダイヤモンドは製造コストの低下や技術の進歩により供給量が増える可能性があるため、将来的な資産価値が天然ダイヤモンドほど高く評価されないのではないかという懸念があります。投資目的での購入を考える層にとっては、この点が障壁となり得ます。
欧米では、環境意識の高い若年層を中心に、ラボグロウンダイヤモンドのメリット(エシカルであること、コストパフォーマンスの高さなど)を積極的に打ち出したマーケティングが行われています。しかし、日本ではまだ、ラボグロウンダイヤモンドに特化した大規模なプロモーションや広告が少なく、消費者の認知度を高める機会が限られています。
天然ダイヤモンドの主要な顧客層が高齢化する中で、エシカル消費やサステナビリティに関心の高いミレニアル世代やZ世代は、ラボグロウンダイヤモンドの主要な購買層となり得ます。しかし、日本においては、これらの若い世代へのラボグロウンダイヤモンドの魅力や価値を効果的に伝えるチャネルやコンテンツがまだ不足している可能性があります。
毎週開催されるはるたんLIVE販売会ではラボグロウンダイヤモンドや色石、天然石ブレスレットやジュエリーといった定番商品に加え、オーダーメイドも積極的に受注しております。
TIARAは国内・海外の婚約指輪・結婚指輪約40ブランドを取り揃えふたりの希望に合う品質や予算に合わせて選べるお店です。天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの両方を取り扱っており、顧客が実際に両者を比較検討しながら選択できる環境を提供しています 。
「ダイヤモンドアドバイザー 杉田晴奈」は日本グロウンダイヤモンド協会のスタッフです
日本グロウンダイヤモンド協会
〒116-0014 全国東京都荒川区東日暮里6-57-9-4F TEL:03-6824-7838 URL:https://jgda.co.jp/